海の危険生物(4)
海の危険生物として、今回はウンバチイソギンチャクに注目してみたいと思います。
イソギンチャクは岩の上に定着している生物で、魚等の餌が近くを通ると触手から毒針を出して獲物を捕獲します。
イソギンチャクは普通、人間が触れてしまった場合でも毒性が強いわけでは無いので人体への影響はほとんどありません。
ですが、そんな中でもウンバチイソギンチャクは世界でも最も危険なイソギンチャクと言われている種類なんです。
ウンバチイソギンチャクは岩などに擬態しており、地味な色で見つけにくく、知らずに触れたり、踏んでしまったりして刺されるケースが多いようです。
ウンバチイソギンチャクに刺されてしまったらすぐに海からでるようにしましょう。
未発射の刺胞細胞を刺激しないように海水を使って刺胞を取り除いて、患部を冷やしながらなるべくはやく病院へ行きます。
真水もお酢も刺胞を刺激してしまいますので、絶対に海水を使うようにしましょう。
石垣島でカヤックやサップをするときでも危険は常についてきます。
危険を知り、美しい海を楽しむツアーをちゅらちゅらは今日も考えております。
2017-11-25