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ミンサー織

 

八重山にはミンサー織というもがあります。

ミンサーという言葉は「綿(ミン)で織られた幅の狭(サー)い帯」から来たもので、

八重山ミンサー織りは、八重山の島々で代々織り継がれきた手織りの木綿帯、主に男性用の帯として織られてきました。

 

八重山ミンサー織りの独自の絣(かすり)柄は、

「いつ (五) の世 (四) までも末永く私と共にいてください」 という意味で、

乙女心の愛のしるしとして自分で織り上げた帯を婚約者へ贈りました。

 

また両端のむかで脚のような柄は、昔の通い婚の名残を残し、

「足繁く私の所へ通って来て下さい」という気持ちが込められています。

 

絣柄の作り方は、絣柄を作りたい場所を紐で染まらないように一つ一つ手括りで括り、染色後、紐をはずし、伸ばすなど、

非常手間のかかる作業によって出来上がります。

 

また、八重山ミンサーの五つ四つの絣柄は織物の他に、道路や看板や印刷物、様々なお土産品等に用いられ、

八重山の代表的なシンボルとなっています。

石垣島・八重山諸島に来られたら是非この絣柄を思い出して観光してみてください(^^♪

 

 

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2017-08-28